病理セカンドオピニオン受付(予約制)
病理セカンドオピニオン受付(予約制)
病理セカンドオピニオンは、すでに行われた病理診断を別の病理医に再評価してもらうプロセスです。病理診断は、患者さんから採取した組織や細胞の検体を、顕微鏡で形態学的に観察して、病気の種類や進行度を特定する重要な方法です。セカンドオピニオンを求めることで、診断がより正確で信頼できるものになる可能性が高まります。これが治療方針に大きな影響を与えます。特に、悪性腫瘍の診断では、がんの種類や進行度が治療法の選択に直接関わるため、正確な診断が不可欠です。
病理診断は、病理医の経験や標本作成の技術に左右されることがしばしばあります。担当医師から病理診断の説明を受けた際に、どうしても納得がいかない場合やその説明が理解できない場合に、セカンドオピニオンを受けることで、その診断の精度を確認するとともに、結果的に医療そのものの質を高め、患者さんの利益につながることができます。特に、診断困難な希少病変の場合には有効です。
当院のWEBサイトからまず、ご連絡をいただきたく存じます。それに対してこちらからあらためてご返信させていただきます。
なお、当院の病理セカンドオピニオンですが、他の医療機関ですでに病理診断や治療を受けている方を対象としており、現在の主治医の診療情報提供書、病理診断書、およびガラスプレパラート(免疫染色等の特殊染色を含む)などの資料をご持参のうえ、予約していただきご来院いただきます。但し、医療訴訟等で係争中に案件は対象外とさせていただきます。基本的に、当院で行ったセカンドオピニオンにおける診断を根拠とする追加的治療や、追加の病理検査は行いません。患者さんのご持参いただく各種資料や実際の病理標本を元に進めさせていただきます。
患者さんご本人の他、ご家族の方でも受診は可能です。ご本人様とご一緒にご来院されない場合は、患者さんとの続柄がわかるなどの資料をご持参のうえ、予約していただきご来院いただきます。
通常の保険診療と異なり自費診療となります。
ご相談、ご説明は一時間あたり税込み22,000円です。
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